ゆめ(熟女家 ミナミ・エリア店)のヒメログ 2024-09-08 03:31:13

2024年10月

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気になるあの子の日記帳 ヒメログ

  • 2024-09-08 03:31:13

    久しぶりの深夜便。

    こんばんは
    お久しぶりの深夜便です。


    かなり以前の日記を読んでくださっていた
    初めまして様もいらして…
    とても嬉しかったです


    忙しさにかまけてサボってましたが
    やーっと復活しました。


    貴重で奇特な極一部のもの好きな方々(笑)に
    お送りしますね。ありがとう。




    久しぶりの今夜は
    「水車小屋のネネ」津村記久子

    珍しく現代物。
    なんと‼️今年始めに仲良し様が
    プレゼントしてくださったのです♡
    現代物に疎い私は感激でした。

    児童文学大好きな私は
    装丁、タイトルを見て
    すぐに素晴らしい本だ!と直感しつつ
    なかなか読めず…
    今になってしまい申し訳ありません‍♀



    さて感想は。


    自分の回りには優しい人がたくさんいる。
    人間を信じよう、そう思える物語。
    ジブリで映画化されてもおかしくない。


    18才の理佐と8才の律、二人の姉妹の
    40年を綴ったお話です。




    姉妹の母の彼氏はクズで…
    お金目当てに片親である母と付き合っていました。

    理佐は短大の入学金を使いまれ
    独立することを決意します。

    8才の妹、律の顔が気に食わない、と
    追い出すクズとそれを止めない母の元に
    律を置いていけません。

    2人で家を出ます。



    律の親代わりとなって理佐は
    知らない場所で職をみつけ、
    住居や律の学校のことも
    新しく知り合った大人達に支えられながら
    二人は生きていきます。それがこれからも
    続く…そんなお話。


    途中ごちゃごちゃ色々ありますが
    理佐は結婚もするし
    律は就職もします。

    虐待にあったのに大人を信じれるように
    成長できたのは、回りの人らの優しい見守りがあったから。

    もし18才の自分だったら…?
    考えると怖いです。
    理佐の勇気に感服します。

    理佐は律がいるから
    律の為に、律が大人を信じれるように、
    自分もまだ子どもなのに
    頑張ったんだな。

    そんな理佐が結婚した時、
    とても嬉しかったです。




    そして、ネネ!
    ネネはヨウムという喋る鳥のこと。
    水車小屋の番人です。
    水車を利用して蕎麦の実を挽く小屋に
    住んでます(理佐はネネのお世話と蕎麦屋の従業員として働きます)


    人の名前を呼んだり、歌ったり、
    映画のセリフを言ったりと
    とても楽しい鳥さん
    寿命は50年程だそうで、姉妹をずっと見守り続けています。

    (私は小学生になるまで、家に
    オウムと九官鳥がいたのですよ。
    懐かしく思い出しました)


    そしてところどころに
    音楽の話も散りばめられていてニヤニヤ♫
    フーやニルヴァーナ、レッチリなどなど
    プロコルハルムの青い影まで出てきて
    作者と気が合うわ!!!と
    嬉しくなりました☺️


    作者の津村記久子さん、大阪市出身で
    同世代なので親近感わきました。
    嬉しくなります〜



    久しぶりの深夜便、長文になってしまいましたが読んでくださりありがとうございました



    本をプレゼントしてくださった仲良し様
    ありがとうございました♡

    栞をプレゼントしてくださった仲良し様
    今も使ってますよ!
    ありがとうございました♡


    ではでは…
    オヤスミナサイ








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