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2024-04-12 15:31:58
こんにちは
私のお誕生日は5月のはじめ頃です。そこできりこさんに提案していただき、4/20(土)のお仕置きBARでお誕生日をお祝いしていただけることになりました。イベントでバースデーをするのは初めてなので、少し恥ずかしい気持ちもありますが、皆さん良ければお越しいただければ嬉しいです。(お仕置きBARはシャンパン等のご用意はないので、会いに来てくれることだけが私にとってのお祝いです。ぜひCCでも会いに来てね)
そんなこんなで私ももう20代後半に差し掛かり、最近はいっそう年齢のことを意識するようになりました。
振り返ると10代後半から20代前半までの私はすごく元気だったなと思います。とても病弱で健康面では不安なことが多かったのですが、何者も恐れないバイタリティみたいなものがありました。もうひたすらに貪欲になれて、フェチと人間愛を拗らせまくったプレイばかりしていました。いま思い返すと恥ずかしいことばかりですが、それだけ振り切ってプレイができていた証でもあります。若いっていいですね。
無我夢中でしたいプレイをしてきて、ついに「あ、私のしたいプレイは全部無くなってしまった。叶った。この先どうしよう」と数年前になってしまったこともありました。そのスランプを乗り越えさせてくれたのは、いまも会いに来てくれるマゾたちなので、彼らにはすごく感謝しています。同じ相手、同じプレイでも、追求すればもっと深く味わうことができ、楽しさと興奮が増していくことを知りました。
20代前半の頃は誰かに批判され、否定され、噂話されることが本当に怖かった。自分の書いているエッセイに対して、数万字ほどの記事で叩かれたこともあります。怖がれば怖がるほど、もっと完璧にならなきゃとか、失敗してはいけないとその皺寄せは自分に来ることになりました。
またSM業界というのはとても狭く世界で、そんな風に完璧で居ようとすると、誰かに批判される声が聞こえ、段々と身動きが取りづらくなっていきました。正直言って、これに悩んだ時期は「早く素人の変態に戻りたい。自分の好きなプレイを自由にしたい」と何度か口にしたこともあります。
そこで動画投稿や文章を書き始めたのも、私自身を成長させてくれたように感じます。動画や音声の編集をしたり、エッセイを書くこと自体は昔から好きだったので、今日までずっと飽きることなく続いています。
そういえば久々に会った最下層マゾが「むぎさんって、後ろに監督や考えている人が本当はいるんじゃないかって思わせるような動画を作っていてすごいです。フェチや、プレイの見せ方が、僕が今まで見てきた中でも群を抜いていると思います。」と言ってくれたのが最近嬉しかったです。好きこそものの上手なれですね。
動画というのは、いい意味でも悪い意味でも嘘がつけません。言葉の間や、私の容姿などを見たいだけ視聴する方が繰り返して見ることができます。ですがそこがいいなと思っていて、文章でどれだけ私がプレイを楽しんでいることを発信したとしても、「実際本当にそんなことをしているのか」という信用に足るものは何一つないので、動画は皆さんが私と相性が合うかどうかを確認するための良い手段になっているかと思います。
一定数投稿してきたところで、「この動画を見て、今頃どこかの誰かには指摘されているんだろうな」となんとなく考えるようになりました。若いころ、技術やプレイの在り方について、誰かに批判されるのが怖くて仕方が無かった私が、「まあ誰かに批判されるのは重々承知」とサラッといえるようになりました。
私が文章や動画を作るうえで大切にしていることは、嘘をつかないことです。楽しくもないことをさも楽しげに話すことや、思ってもないような言葉責めをしないことを心掛けています。そんなありのままの自分を投稿しているわけで、それを見て誰かが会いに来てくれるというのはとても嬉しいことだなと日々感じています。
その反面、きっと誰かに何か良くないことを言われているかもしれないけど、まあ全部さらけ出しているだけだから、何か言われても仕方ないよねとあっさり思えるようになりました。この経験はSNSの運用の仕方云々についてだけではなく、私の性格にもとても良い影響を及ぼしています。完璧主義に区切りをつけて、目の前の人との時間を大切にできるようになりました。全員に好かれなくてもいい、ただ私のことを好きになってくれる人がいるなら嬉しいから応えようって今は思えています。むぎも大人になりました。
変態活動は、気持ちいいことと興奮を我々に与えてくれるだけではなく、自己受容にも繋がることがあります。全部辞めようと思ったことは今まで一度もありません。きっとそれだけ私が与えられてきたもののほうが多いからでしょう。
年齢を重ねて、価値観もプレイも少しずつ変わっていきますが、そんなお互いの変化も含めてこれからもプレイを楽しんでいきたいです。貴方たちの人生の隙間に、私とプレイする時間があると嬉しいな。死.ぬまでにあと何回私たちは会えて、どのぐらいの時間を過ごせるんだろうね。そう思うと貴方と私がプレイできている時間ってすごく貴重だと思うので、しっかりと味わっていきたいです。これからもよろしくね♡