出勤情報
11/09 | - |
11/10 | - |
11/11 | - |
11/12 | - |
11/13 | - |
11/14 | 18:00-23:00 |
11/15 | - |
-
2024-09-26 00:35:17
見られる勇気
私はこれまで散々随所に書き散らしてきたと思うのですが、本当に性的なことが好きで、もっと探求したかったのと、好きだったからこそプレイが上手くなりたかったので、エッチなことやSMをお仕事にすることにしました。
どうしても個人の範囲では、男性のアナルを触らせてもらったり、変態プレイをするのは費用も手間もかかってしまうので、それなら色んな性癖の人に出会えたり、実践で勉強もできるお店がとても都合が良かったのです。
C.C.Catsに入店してからも2年を経過する頃までは、ドライオーガズムや、男女のオーガズムの共通点とか何やかんやを習得させるのに効率的な方法がないかを模索し続けました。それで色んな講習を経て、お客様やマゾたちの穴やおちんちんを徹底的に触って、さらに自分の身体でもオーガズムを自由に操れるようになり、ある程度の言語化もできるようになったため、現在は一旦スケベなことへの研究熱が落ち着いている状態です。
いつも好きな事や、楽しいことを大切にプレイしてきたつもりですが、最近はより一層こういう理屈っぽいことなどを考えずに、真っ白な状態でプレイさせてもらっています。
前半で書いたような感じで私は変に肩の力を入れすぎて真面目になりすぎてしまう癖があるので、こういう単純に「楽しいな」と思うことに身を任せられるのって私にとっては貴重です。
今思い返すと、昔は楽しいなというよりも「こういうプレイをしていたら恥ずかしいかも」とか、「アナルの触り方が下手クソだと思われるかもしれない」ということを気にしていました。実際、まだ技術が心もとない時のこういう不安はあって然るべきだし、技術を向上させる上では良いアドバンテージになってくれます。
色んな講習を経て学んだことや、自分の中で理論を体系化できたことによって不安が払しょくされたのはもちろんありますが、何より私をプレイヤーとして成長させてくれたのは動画投稿だと思います。
私は自分の好きな物を誰かに分かってもらえたり、好きなことを共感してもらうことが嬉しい人間で、そのせいかどうかはわかりませんが、性癖の面でも露出癖もあります。そんな私にとって動画はうってつけの手段でした。
沢山の人に見て貰えるだけでうれしかったのですが、それだけではなく、思わぬ副産物を生みました。最近では動画収益という意味も少なからず含まれていますが、何よりも私自身が「人に見られることが怖くなくなった」ということが一番大きかったです。
結局見栄えがどうのこうのよりも、私は楽しくないのにプレイしている動画が直感的に一番ダサいと感じるし、恥ずかしくて他人に見せられません。
これは裏を返せば、「自分とプレイ相手が楽しそうにしていたらもう何でもええか」ということになります。
鞭がどんなに下手だろうが、アナルにガシマンしていようが、ある程度の安全が担保されていて、当人たちが心底楽しそうならそれが一番だなと。
このことに気づくのに、二十数年余り掛かってしまいました。思い返すと、私は子供の頃から大人に褒められるように、そのことが人生の目標かのような価値観で生きてきてしまったため、そのレールをやっと外れられた瞬間でもありました。知らない誰かに指摘されることに怯えなくていい人生はとても自由で、生きやすいなと感じます。
私は人生の大切なことをスケベなことやSMから教わっています。
怖いことでも、さらけ出してみると意外と実はなんてことが無かったり、自然体に居られる幸せに逆に気づかされたりしますよね。
いつも肩に力が入りがちな人や、真面目になりすぎてしまうような人にこそ、性的な遊びは効きますよ。
どうか自愛の意味も含めて、M性感で一緒に遊んでみませんか。