電話予約し、予約の時間に施術ルームに到着後、再度お店に電話。部屋番号を伝えられるので、エントランスで呼び出して施術ルームに到着という流れ。玄関ではじめましての後、施術ルームに通されます。暗めの照明でオルゴールサウンドが流れるリラックスした雰囲気の施術ルームになっていて、施術の前にソファーでお茶のサービスとコース内容の説明を受けます。その後シャワー室でセルフでの洗体とタオルドライをし、紙パンツを履いてベッドへ。

まずはうつ伏せの姿勢で、冒頭からオイルを使ったマッサージが始まります。最初は、えみりさんがこちらの足元に座り、右太ももの足の付根から足首へとリンパの流れに沿ったマッサージから。指がお尻や鼠径部の付け根を通りながら、優しめの圧で座り仕事で滞りがちな下半身のリンパ整えるように、手のひらを使って圧をかけて老廃物を流してくれます。今回圧について強弱のリクエストの確認がなく、不満があったわけではないのですが、圧については一言コミュニケーションがあったほうが、その後の施術が安心できると感じました。また、施術中えみりさんの日常や旅行について話してくれ、さらにこちらの話も爆笑しながら聞いてくれるなど、終始会話が盛り上がったのですが、会話の「聞く」と「話す」のバランスがよく、終始楽しく施術を受けられました。笑っていながらも施術や手技は一切止まらずに手や足が動き続けていて、「話しすぎて施術が疎かになる」という場面が無く、施術経験の豊富さを感じました。このパートでは、リンパの流れに沿ったマッサージと、太ももの付け根を両手のひらで挟んで、鼠径部を通って交互に流していくマッサージを堪能しました。

うつ伏せのまま曲げた片足を、こちらの股の間に座ったえみりさんの両足で挟むマーメイドスタイルでの施術。挟んだ足を滑らせて、両足を挟み込む圧でマッサージされます。えみりさんの肌は白くてなめらかで、オイルを混ぜながら肌が擦れ合う感覚と、その施術姿を鏡越しに見られる視覚的な興奮でドキドキしてきます。足での摩擦に加え、同時に手で鼠径部を流す施術では距離感が近くなり、興奮度が増してきました。

続いて四つん這いの姿勢になり、えみりさんが後ろからお尻を抱え込むように鼠径部のキワの部分をマッサージしていきます。このパートではお互い会話が止まり、マッサージの気持ちよさだけに集中することに。手技では掌だけでなく腕も使い、体全体を動かして背中側と股側の両方からディープリンパ部をマッサージされます。紙パンツ付近ではストロークが急激にゆっくりとした動きになる緩急をつけられ、同時に訪れる気持ちよさともどかしさの両方に身悶えしました。股側からのマッサージでは、伸ばした手がお腹まで届く長いストロークを楽しめ、終始恍惚の気持ちで四つん這いを堪能できました。

最後は仰向けのパートです。まず頭の横に座ったえみりさんが、デコルテ部を両手でマッサージします。ここでも柔らかな圧でリラックス重視の手技。続いて下半身に移動し、開いた両足の間にえみりさんが座り、鼠径部の際、ディープリンパを円を描くようにマッサージしてくれます。紙パンツのキワのキワまでほぐしてくれるマッサージに気持ちが高まってきますが、敢え無くタイマーがなりシャワーの時間へとなりました。名残惜しい気持ちでセルフでのシャワーとタオルドライを終え、ご挨拶をして玄関先でお別れという流れとなりました。

今回特に楽しかったポイントは会話でした。えみりさんの会話力が非常に高く、お互いの話で大いに盛り上がる場面が多くありました。また、四つん這いや仰向けでは、お互いの吐息だけが聞こえてくるしっとりとした雰囲気作りもあり、メリハリの効いた展開となりました。ただ、密着度という点では楽しみに乏しく、ハグであったり体を寄せてくるムーブなどの密着感を演出する場面があまりなく、そういう部分もメンエスでの楽しみの一つである以上、密着感が原因で全体の満足度が少し低くなってしまったと感じたのは否めない結果となりました。