予定時刻になりチャイムを鳴らすと、スラリとした体型のクールビューティー系の美人さんがドアを開けて迎え入れてくれました。今回お相手していただきます木南さんです。初対面ということで少し緊張した様子でしたが、スリッパに履きかえる時などサポートしていただきホスピタリティを感じました。軽く挨拶を交わし、そのまま奥の施術室へと案内されます。施術室は７疊ほどで、施術用のローベッドと側面の壁側に施術確認用の横長な鏡が目に入ってきました。ベッドの近くのイスに座ると、スムーズにお茶とおしぼりが出てきます。軽く衣装オプションの説明があった後、彼女は直ぐにシャワーの準備へ。こちらがお茶を飲み干している間にシャワーの準備も終え、そのまま浴室へと案内されます。

浴室はトイレの横に設置されており、トイレで脱衣を済ませるとそのまま浴室へ。シャワーは適温に調整されていて、水圧も問題なし。軽く身体を流し、歯磨き、口内洗浄を終えるとセルフドライで身体を拭き準備を整えてから再び施術室へと戻ります。

施術室に戻ると、部屋の中は間接照明になっており落ち着いた雰囲気のBGMがかかっていました。木南さんから「おかえりなさい」と挨拶され、そのままベッドにうつ伏せで横になるように案内されます。そのまま彼女がこちらの右脚に跨ってくる形で、まずはドライマッサージからスタートです。

〈ドライマッサージ〉

ドライマッサージは、右太腿から右脹脛、左太腿、左脹脛へと続き。左右足の裏のリフレクソロジーを挟んで、臀部、腰部そして背中へと行われていきます。圧はやや強めですが、施術の都度力加減を聞かれるので、強い施術が苦手という方でも安心です。施術は、主に親指の腹と手のひらを使い行われます。脚部は骨に沿いながら、筋肉を強くかき分けるように。足裏は土踏まずを、優しく擦るように行われました。臀部は中殿筋を中心に、ぐりぐりと押し込むような強めの圧で硬く凝り固まった部分をほぐしていきます。腰部は腰椎を圧迫するように、適度な力をかけていきます。背中は背骨に沿って全体をほぐした後、ゴリゴリしているツボを的確にほぐしながら進められていきました。施術箇所が変わる度に、木南さんが跨るポジションも移動するので、脹脛、太腿、腰とあらゆる箇所で彼女の内股の滑らかな肌触りと股間の温もりを感じることができます。ドライマッサージの時間は比較的長く、身体全体がしっかりとほぐれると共に、彼女の下半身の温もりも十分楽しむことができました。

〈オイルマッサージ〉

オイルマッサージは右足裏から始まり、右脚、左足裏、左脚。そして、臀部、腰部、背中へと順に上がっていきます。施術方法は、施術箇所全体にオイルを塗り、オイルを塗布した部分に両手のひらをゆっくり滑らせるようにしてリンパを流していくスタイルです。圧は軽めですが、施術技術がしっかりとしている為かリンパがしっかりと流れていくのを感じました。施術中の木南さんは、ドライマッサージのようにこちらに跨ってくることはなく、膝立ちでこちらを跨ぐ姿勢をとります。下半身の密着度はありませんでしたが、その分施術中に上半身を触れるか触れないかギリギリの距離感で寄せてくるので、焦らしの中にたまにあたる彼女の胸の柔らかさを楽しむことができました。また、施術確認用の鏡を覗いていると、こちらの臀部を撫で回すように行う施術の辺りから、身体を寄せてくる彼女の表情が恍惚としたものに変わっていることに気が付きます。間接照明の効果もあって、なんとも妖艶な姿に映りました。施術中は何気ない世間話をしていたので、そのギャップにもドキドキします。オイルマッサージも時間をかけて丁寧に行っていただき、しっかりリンパも流れ、血行も良くなると共に、鏡の中に映る彼女の妖艶な姿も堪能することができました。

〈カエル足〉

背中のオイルマッサージが終わると、木南さんから「どちらかの足を曲げてください」と促されます。その言葉のままに右足を曲げると、膝の下に丸めたタオルが置かれ開いた隙間から彼女のスラリとした左腕が入ってきました。カエル足施術の開始です。前腕を使い、足の付け根から腰にかけて優しく撫でるように滑らせてきます。ただ、鼠径部というよりも腕があたっている部位が太腿寄りだったところが少し気になりました。身体の密着度は、この時も触れるか触れないかの絶妙な距離感を保ち続け、たまにちょっとした拍子で彼女の胸がこちらの太腿や臀部にあたる感触を楽しむことができます。この施術中も、彼女の恍惚とした表情は変わらず、時折吐息も漏れてきてドキドキしました。右足の施術の後、左足も同様の施術を行い、時間は少し短かったですがメンエス独特の施術を楽しむことができました。

〈太腿・鼠径部へのマッサージ〉

カエル足の施術が終わると、木南さんからあお向けになるように促されます。あお向けの姿勢になると、彼女は開いた両足の間にポジションをとり、こちらの太腿からオイルマッサージを開始しました。オイルを使って右手は左太腿、左手は右太腿を摩るように徐々に内股の方へ。内股から更に滑らすように足の付け根に手を持っていき、優しく鼠径部を滑らせ睾近くのギリギリのところを通って会陰付近までリンパを流していきます。鼠蹊部へのマッサージを数回行うと、再び太腿に戻って同じ流れが繰り返されました。このパターンを何度か行い、鼠蹊部への施術は終了です。あお向け状態での鼠蹊部、太腿への施術は、どちらかといえば太腿への施術の時間が長いように感じました。施術中の彼女の表情は真剣で、その施術の体勢から身体の密着はありません。

〈デコルテ〉

太腿、鼠蹊部への施術が終わると、木南さんはこちらの頭部にポジションを移し膝枕の体勢に。施術の締めは、デコルテです。オイルを使って首筋から鎖骨、胸部にかけて指先を滑らせながら優しくリンパを流していきます。更に鎖骨から腕の付け根へ。凝り固まっていた腕の付け根も、優しくほぐしていただくことができました。施術中は彼女の柔らかな太腿に頭部を預け、至福の感触を味わうことができます。施術姿勢で前のめりになったときは、顔の寸前まで彼女の綺麗な胸が近づきドキドキしました。デコルテで、胸部から上の部位もスッキリしたところで施術終了です。身体についたオイルを軽く拭き取っていただき、時計をみると結構いい時間が経っていました。ギリギリの時間まで施術を行ってくれたサービス精神旺盛な彼女の接客姿勢に感謝しながら、シャワーを浴びに浴室へと向かいます。

シャワーは施術前から既に適温に温度設定されていた為、後は自分で水圧を調節しつつ身体を流します。濡れた身体をセルフドライで拭き、服に着替えて再び施術室へ。木南さんはオイルまみれになったベッドを掃除していましたが、こちらが入室してくるのを確認するとその手を止め、お茶を出してきてくれました。お茶をいただきながら、暫し歓談。短い時間でしたが、会話のキャッチボールはスムーズに進み、彼女は最初に対面した時の緊張していた感じが嘘だったかのように素敵な笑顔を見せてくれました。時間になったので玄関先に向かうと、挨拶の後に「今日は、いろんなお話ができて楽しかったです」とのお言葉をいただき握手でお別れです。ドアが閉まるまで、彼女は深々とお辞儀しながら笑顔で見送ってくれました。容姿端麗で、少し控えめですがホスピタリティ溢れるセラピストさん。彼女のしっかりとした施術は、日頃心身共にお疲れの方々にオススメです。木南さん、楽しい癒しの時間を本当にありがとうございました。