SP企画

風俗の地雷店、鶯谷デリヘル「デッドボール」をご紹介!

平和ボケ団員再生計画第一次報告、鶯谷の有名地雷原を歩く
「おまえたちは美味いものを食い過ぎて舌がバカになっている。」

これは、4月のある日のkaku-butsu編集部に呼び出された松本卓也・伊集院浩一の2人に対して運営側が発した一言である。もちろん、グルメの話ではない。
約140人の調査団員の中でもかなり多数の調査をこなしている2人だ

いままで高級店や人気嬢などの安全な調査が多かったことや、調査以外でも気になる女の子がいれば高級店でも気にせず行ってしまうなどの風俗中心の生活により良い思いをし過ぎて「風俗でハズレを引く」という、風俗で遊ぶ者ならば当然のように持っているであろう感覚を失い一般の風俗ユーザーとの間に大きな感覚のズレが生じてしまっている2人に対しての戒めの言葉なのである。

風俗遊びを始めたころの、良い女の子を見抜く術をまだ持たなかったころの彼らの風俗に対する姿勢は、きっとこんなものではなかったはずだ。
今ならば一目見ただけで見破れるであろうクオリティの低いパネマジにまんまと引っかかる。自分の母親よりも年上であろうババァのおぞましい喘ぎ声が夢にまで出てくる。明確な基準の無いS級・SS級という謎の言葉を盲信しSSS級ブスのマンコを舐めるハメになる。明確な基準の無いポッチャリという言葉に惹かれ、とんでもないデブにチンコを舐められるハメになる。必死に情報収集をして挑んだ先でまたもやババァが出てくる…。しかし、そんな苦い体験や砂を噛むような気持ちの中で、時たまの大当たりを引いた時の天にも昇るような喜び。それこそが風俗遊びの醍醐味ではないだろうか。空が暗いからこそ星の輝きは美しく見えるのである。そんな当たり前のことさえ彼らは忘れてしまっているのだ。
どうにかして彼らに、当たりハズレに一喜一憂していた頃の純粋な気持ちを思い出させたい。そんな親心からkaku-butsuでは、彼らに初心を取り戻させるのにうってつけの、ある過酷なミッションを命じたのであった。

SOD男子社員

調査当日 そう、この業界でデッドボールと言えば野球用語のことではない。
風俗ファンならば知らぬ者はいないであろう有名店「鶯谷デッドボール」のことに他ならない。
ご存知ない方のために説明すると、先述したような高齢のババァやSSS級ブスが当たり前のように在籍し、興味本位や罰ゲームで使われることの方が多いと思われる、自称「レベルの低さ日本一」を掲げる文句なしの大地雷原である。デッドボールへ行けということはつまり、ブスやババァを抱いてこいという意味なのだ。アタリを引き過ぎて平和ボケした彼らにはあまりにも過酷な試練。

こうして松本氏と伊集院氏、そして運悪く居合わせたせいで何故かメンバーに加えられてしまった佐藤潤氏と計良海斗氏の合計4名による鶯谷デッドボールの調査を行うことが決定したのであった。
もちろん、彼らも好き好んでブスやババァなど抱きたくないだろう。調査を告げられてから当日までの彼らの心情を思うと、胸が張り裂けそうになる。しかし、どんなに偉くとも、どんなに金持ちだろうと、時間の流れを止めることなどできないのだ。彼らがどんなに強く祈ろうと、無情にも運命の日はやってくるのだった。

鶯谷には覚悟を決めた4人の男の姿が並んでいた。
男には、負けると分かっていても戦わなければならない時がある。
今回の苦い経験が彼らの肥やしとなり、更に良い調査団員へと成長させてくれることだろう。
そんな我々の思いを背負い、4人の勇者たちはホテル街へと旅立ったのであった。

と思ったが、レポートの内容を見ると、どうも正常っぽいぞ?
そう、彼らの挙げたCP値が正真正銘「鶯谷デッドボール」の評価なのだ。
プレイ料金の安さや、コンセプトがコンセプトだけにかなり低く見積もっていたであろうことを差し引いても驚きの数字だが、4人のレポートの内容をザックリとまとめると、ポイントは「プレイの内容・気遣いがしっかりとしている」というところ。それぞれ女性の特性ごとに内容は違えど、全員キッチリとした接客を受けてきたことが文章の至る所から伺える。
そして、それを読んだ時に頭の中に浮かんだ「日本一レベルが低いというコンセプトはウソなのか?」という疑問はデッドボールのHPを再確認したところ、すぐに解決した。
デッドボールが謳っている「レベルが低い」とは、あくまでも容姿の面でのことなのであり、お金を払って遊びにきてくれたお客様を不快にするようなサービス地雷のことなどではないのだ。
そもそもデッドボールで働こうと考えるということ自体が自分の欠点を自覚している証拠のようなものなので、コンプレックスをうまく昇華した内面美人が多いのも当然と言えば当然の話なのかもしれない。コンプレックスで性格がねじ曲がったそんじょそこらのブスと一括りに見ていた我々が愚かだったのだ。
ちなみに伊集院氏に至っては普通に美人が来たという。

大失敗から教訓を得てほしいという狙いで送り出したはずが意外にも高得点というモヤモヤする結果に終わったが、決して何も得られなかったわけではない。むしろ、我々が予想した以上の成果を、彼らは持ち帰って来たのである。

たとえ容姿で劣っていても、それをカバーするだけの心のこもったサービスがあれば満足感を得ることができるという事実。これもまた、風俗遊びの醍醐味であると言っても良いのではないだろうか。

感覚の狂った団員に風俗の原点を見つめなおしてほしいということで行われた今回の企画だが、風俗の奥深さを考えさせられたのは実は我々の方だったのかも知れない。