SP企画

毎日、全国のどこかでオープンしている新たな風俗店。この「新店一番乗り」は、そんな新しくオープンした風俗店に、どこよりも早く潜入し、どんなお店だったのかを紹介するkaku-butsuの名物企画。今回潜入してきたのは、4月1日にオープンしたばかりの吉祥寺発デリヘル「デリデレ」だ。まだグーグル先生に聞いても、なかなか教えてくれない穴場中の穴場で、風俗検索サイトとしては最も早くチェックしているはずだ。

「住みたい街」として、常に上位を争っている「吉祥寺」。田舎から上京して大学に通う女子大生たちの憧れの土地であり、レベルの高い美女とすれ違う街でもある。そんな吉祥寺にオープンしたのが、「お客様満足度98%の妹系ド素人専門in吉祥寺」というキャッチフレーズの風俗店「デリデレ」。98%の根拠はよくわからないが、ホームページには「~ぼくは今日、きみとデートする~」という映画のタイトルのようなサブキャッチと、「KCJ48」という謎のマークがついている。まだオープンしたばかりということで、付けられるものはすべて付けたのだろうか。もっとも、やってくる女の子は、AKB48とは言わないまでも、秋葉原の地下アイドルとして活躍していそうな妹タイプの女の子だったりする。ちなみに、どうして「デリデレ」という名前なのかと言うと、同店のコンセプトは「心の触れ合いを通じて、すべてのお客様に癒しと満足を提供する」で、日常的な疲れを解消する「デリヘル」の「デリ」と、過度に好意的な態度「デレデレ」の「デレ」を合体させ、「デリデレ」という名前になったそうだ。なんとなく想像通りと言えば想像通りだが、疲れやイライラを解消してくれるオアシスのような女の子が「デリデレ」。そのため、女の子には「11のルール」というものが存在し、ふいに上目遣いをしたり、オーバーリアクションをしたり、いつも笑顔だったり、一途さがあり、個性を認めてくれて、見えないところでも尽くしてくれて、ポジティブでいようとして、人懐っこく、スキンシップが多く、裏表がなく、喜びを全身で表現するなど、細かくルールが設けられている。

「デリデレ」は、通常60分1万8000円、75分2万2000円という価格帯なのだが、今は「オープン記念価格」として、70分1万5000円、85分1万9000円、100分2万3000円という価格で楽しめる。まだオープンしたばかりなので、在籍している女の子が3人しかいないようだが、架空の風俗嬢を並べ、まるで在籍している女の子がたくさんいるかのように見せかける店が主流となっている中、本当に在籍している女の子しかホームページに載せていないのは好感が持てる。在籍している女の子は10代から20代前半の素人系の女の子だ。20代後半の女性に「妹」と言われても困るが、まだ成長途上の女の子のみずみずしい肌を感じることができ、恋人のようにイチャイチャできる素直な女の子が在籍していることも特徴だ。風俗慣れしている事務的な女の子ではなく、思わずデレデレしてしまう甘いタイプの女の子が中心だと言っていいだろう。

ホテルにやってきたのは、ちなみ(20)ちゃんだった。玄関を開けた瞬間からニコニコしているタイプの女の子で、こちらが取材で来ていることは、あまり知らなかったようだ。そこで、事情を説明し、デジカメを出して「写真を撮りたいんだけど、撮ってもいい?」と質問すると、「うん、いいよー!」と返ってきた。それはまるで妹のような距離感の近さ。普通は困った顔をしたり、「写真を撮るなんて聞いてません!」と言うところだが、彼女は純度100%の素直さで、「いいよー!」と答えてくれたのだ。これが妹プレイの始まりだった。
「もし僕に素直でかわいい妹がいたら、しかも、そんなかわいい妹とエッチするようなことになったら、世の中の鬱陶しい常識なんて無視して、お兄ちゃんは妹のために頑張っちゃうぞ!」と思ってしまう変態紳士の一人っ子は、意外と多いかもしれない。本当に妹がいる人は、妹を女として見ることができず、「妹、オカンのごとし」と言うが、姉妹のいない男性にとって、かわいい妹は憧れのシチュエーションなのだ。そして、リアルに妹ができてしまったような錯覚に陥るのが、ちなみ(20)ちゃんである。