SP企画

2017年最初の「新店一番乗り」は、ニューハーフLIBE新宿店だ。北は北海道から南は九州まで、全国に支店を持つニューハーフヘルスの最大手だが、東京には高田馬場店、上野店、池袋店があり、新宿店で4店舗目。今まで以上にニューハーフと遊びやすくなったと言っていいのではないだろうか。どこよりも早く潜入取材してきたので、さっそくレポートをお届けしたい。

よく「風俗業界は不景気ではないの?」と聞かれるが、この業界の景気は今も昔もほとんど変わっていない。昔からアダルト産業は「不景気に強い」と言われているが、「美女とエッチなことがしたい」という根本的な欲求はなくならないようだ。外食産業のように「家で食べよう」ということも起こりにくく、夫婦間のセックスが増えたというデータを聞いたこともない。風俗業界は「堅調」と言えるだろう。 しかし、風俗を細かい分野別に見ていった時に「伸びている」と言えるジャンルがある。それが「ニューハーフヘルス」だ。世界は今、LGBTを認める動きになってきている。海外では同性婚が認められるようになっているし、日本でも正式な結婚とは言わないまでも、区や市町村が証明書を発行してくれるサービスもある。それまで差別の対象となってきたLGBTが迎えられるようになってきたのだ。 世の中には一定数の同性愛者がいるように、ニューハーフや女装をした男性を好きだという人はいる。十数年前だったら「ニューハーフとエッチをした」なんて口が裂けても言えなかったかもしれないが、今は同性愛者であることをサラリと告白できるように、「ニューハーフヘルスを利用してみた」ぐらいの話なら、もっとライトに言えるだろう。十数年前には高かったハードルが、今は少し下がった気がする。そんな事情もあって、ニューハーフヘルスは今、風俗業界では伸びているジャンルなのだ。

日本全国に系列店を持つニューハーフヘルスの王道、それが「ニューハーフLIBE」だ。あまり知られていないが、都内のニューハーフヘルスは20店舗近く存在する。街を歩いても、ニューハーフの方を目にする機会はそれほど多くないが、実は各所にニューハーフヘルスが存在し、皆さんに心の準備があれば、今すぐにでも抱きに行ける。ただ、どこに行けばいいのか分からないという人は多いことだろう。そんな時の一つの選択肢は「最大手に行っている」であり、ニューハーフヘルスの最大手こそ「ニューハーフLIBE」なのだ。ナシナシ(竿も玉もない)からアリアリ(竿も玉もある)、さらには「男の娘」と呼ばれる女装をした男性まで、幅広いジャンルの女性(?)たちを集めていて、初心者から愛好家まで楽しませている。
今回は満を持して新宿店がオープンすることになった。新宿と言えば、風俗激戦区であるとともにゲイの聖地「新宿二丁目」を擁し、全国に展開するニューハーフヘルス最大手の「ニューハーフLIBE」が今日まで存在しなかったことが不思議なくらいだ。これからは新宿でゲイ三昧を楽しんだ後にニューハーフを抱くというフルコースも楽しめそうだ。

彼女の名前は、「星花ゆう」さん。彼女の名前をインターネットで検索すると、5年ほど前に活躍していたAV作品が出てくる。実は、彼女を指名するお客さんのほとんどは、AV作品を見て「抱いてみたい!」と思ってやってくるそうだ。「ニューハーフLIBE」には、ほとんど素人に近い「男の娘」から彼女のようなAV女優として活躍したニューハーフまで、幅広いラインナップのキャストたちが揃う。星花ゆう(24)さんは、身長168cm、3サイズは92(E)・60・82。そこらへんの女性よりも綺麗かもしれないので、美の秘訣を聞いてみたところ、「何事もやり過ぎないこと」と話してくれた。普通のドラッグストアで売っている化粧水をつけて、軽くリンパを流すくらいしかやらないそうで、何事もほどほどが良いそうだ。

普段はこうして人と接する仕事をしているので、休みの日はまったく外に出ず、家に引きこもっているという彼女。今は「アリアリ(竿も玉もある)」だが、3年後には性転換手術を受け、沖縄に引っ越したいと考えているそうだ。ある日、旅行で沖縄に行った時に沖縄の気候や空気、綺麗な海や雰囲気に魅了されたそうで、沖縄で小さな店を持ち、のんびり過ごすことを目標に生きているといい、現在は夢の資金を稼ぐために頑張って出勤しているのだという。馴染みのお客さんにも「3年後には卒業する」と話しているそうで、目標に向かって着々と歩んでいるそうだ。こんな話を聞くと、思わず応援したくなってしまう。 ニューハーフ店ということで、本当にいろいろなお客さんが来るそうなのだが、意外と多いのが「罰ゲームで来るお客さん」だという。内心では「罰ゲームなんて失礼よ!」と思うそうだが、それでもそんな男性がニューハーフに勃起して、最終的にアヘアヘ言わされて射精するのを見るのが好きだという。

多くの男性がニューハーフの味を知らないまま人生を終えるのだろうが、この世に生まれたからには、一度くらいニューハーフの味を知ってみてはいかがだろうか。知ると知らないでは、ずいぶんと見える景色が違うからだ。ある人はニューハーフを好きになり、ある人は今まで以上に女性を好きになり、ある人は男性の味を知りたくなる。ハマるかハマらないかはタイプや性癖によって異なるのだろうが、きっとポジティブな感情を抱くに違いない。もし初めてのニューハーフを味わうなら、星花ゆうさんのような経験豊かなニューハーフにリードしてもらうといいだろう。こちらが何もしなくても絶頂へと導いてくれるから。