SP企画
8月16日(火)
開会式から10日が過ぎた五輪。観戦疲れがそろそろピークを迎えている方々も多いであろう。日本勢のメダル獲得数も過去最高を記録する勢いの今大会。まだまだ見応えのある試合が続く。
5:30~11:00(NHKBS-1)
バトミントン
男子女子共にシングルスの準々決勝、そしてミックスダブルスの準決勝が行われる。日本選手は、佐々木翔(34)、奥原希望(21)、山口茜(19)の3選手がシングルスに登場。ミックスダブルスには、数野健太(31)栗原文音(26)ペアが出場。日本人なら誰もが知っている競技だが、普段あまり注目されているわけでもないスポーツ。しかし、日本は世界屈指のバトミントン競合国である為、大いにメダル獲得に期待できる競技だ。全員が準々決勝に進んでも不思議ではない。女子シングルスの奥原選手が世界ランキング9位、山口選手が若干19歳で10位の実力。日本人揃っての表彰台へ向けて、頑張ってもらいたい。
7:15~10:30(テレビ東京系)
卓球
男子団体決勝
男子団体準決勝が行われる。日本男子団体は、シングルスで銅メダルを獲得した水谷隼(27)、そして丹羽孝希(21)、吉村真晴(23)の3名だ。今回はトーナメントの組み合わせにも恵まれている。第4シードの日本団体は、決勝まで世界王者中国と対戦する事のないブロックに入った。日本男子卓球の歴史において快挙を成し遂げた水谷選手。銅メダルに輝いた勢いそのままに、団体でもメダルを獲得してほしい。前回のロンドン五輪では、女子団体が銀メダルを獲得している。女子卓球よりも知名度の低い男子卓球。今回の水谷選手の銅メダルと併せて団体でもメダルを獲得できれば、男子卓球の未来はさらに明るいものになるだろう。
8:15~10:50(NHK総合)
陸上決勝
男子棒高跳/800m/110mハードル、女子400mの決勝が行われる。陸上競技での日本人選手決勝進出はなかなか難しいのだが、今回の決勝競技の中で日本人選手の参加が一番多い競技が男子棒高跳びだ。山本 聖途(24)、荻田 大樹(28)、澤野 大地(35)の3選手が出場する。棒高跳びを日頃から好きでフォローしている方は少ないだろう。世界と日本の差はどのくらいあるのだろうか?世界記録は6m14、日本記録は5m83と、そこまで開いている様には感じられない。そして、山本選手は、2013年の世界陸上で日本人最高位の6位入賞を果たした選手だ。メダルが夢物語というわけではない。コンディション次第で入賞までは見えてきそうだ。ちなみにこの棒高跳び、記録の基準が「屋外・屋内・エリア」と別れている。それだけ環境がシビアに影響する、繊細な競技なのだ。
20:30~翌0:30(NHK総合)
バトミントン
男子ダブルス決勝
女子ダブルス決勝
男女共に、ダブルスの準決勝が行われる。男女共に、全員がメダル獲得と言えるほどの実力者揃いだ。まず男子ダブルスは、遠藤大由(29)早川賢一(30)ペア。近年の国際大会では全て3位以上を順調にキープできている。ライバルの中国、デンマークを倒せれば金メダルは確実だろう。そして女子ダブルスの高橋礼華(26)松友美佐紀(24)ペアは、バトミントンファンなら誰でもご存じ、世界ランキング1位のペアだ。全英オープンでは、3試合連続で強豪中国ペアを倒すという試合をやってのけた。高校時代からペアを組む二人。話題先行だったバトミントンだが、今回は実力も備わった歴代ナンバーワンのペア。必ず、一番輝くメダルを手にしてくれる事だろう。
20:30~翌0:40(TBS系)
陸上予選
女子5000m/100mハードル/やりなげ、男子1500m/200mの予選が行われる。女子5000mに、鈴木 亜由子(24)、尾西 美咲(31)、上原 美幸(20)の3選手が出場。そして、男子200mに、飯塚 翔太(25)、高瀬 慧(27)、藤光 謙司(30)の3選手が出場する。注目したい選手は、男子200mの飯塚選手。2大会連続で五輪代表に選ばれた実力者だ。和製ボルトと呼ばれた慎重1m85の大型スプリンターで、ポテンシャルは日本選手で最も高いと言える。今年の日本選手では日本歴代2位の20秒11というタイムを叩きだし、五輪の切符を手にした。前回大会では惜しくも予選敗退だったが、リオでは前回の悔しさをバネに、決勝進出を狙う。
翌0:40~翌2:00(NHKBS-1)
自転車
男子ケイリン 女子オム二アム
自転車競技の種類をご存じの方がどれだけおられるだろうか?一言に自転車と言っても、その競技内容は様々だ。五輪では、9種類の自転車競技が行われる。BMX・マウンテンバイク・個人ロードタイムトライアル・個人ロードレース・スプリント・ケイリン・オムニアム・チームスプリント・団体追い抜きの9種類だ。ロード、トラックをはじめ、男女10名が7つの種目に出場しメダルを狙う日本選手。本日は、男子ケイリンと女子オムニアムが放送される。ケイリンは日本人の我々には馴染みが深いが、オムニアムとは聞き慣れない競技である。こちら、トラック競技で6種のトラック種目を行い順位がそのまま点数に。最終的に点数が少ない選手が勝利となる。日本からは塚越さくら(25)が出場。陸上から自転車に転向した実力者だ。メダル0に終わった前回大会の自転車競技。雪辱を果たしてもらいたい。
翌1:50~翌3:40(TBS系)
シンクロナイズドスイミング
デュエット・フリールーティーン決勝
日本からは、三井梨紗子(22)乾友紀子(25)ペアが出場する、デュエットフリールーティーン。フリールーティーンとは、リフトやジャンプなど自由に大技を演技でき、演技規定がない事が特徴。三井乾ペアは、2015年世界選手権で3位に輝いた実績ある2人だ。ちなみに、日本の同大会メダルは4大会8年ぶり。五輪でも前回はメダル無しに終わっている。一時代は日本のお家芸として有名だったシンクロナイズドスイミング。最近はあまり目立った活躍はない。今回リオでは、世界王者の中国を育て上げた井村雅代コーチが日本に復帰した事が大きく話題になった。厳しさで有名な井村監督の下で最低メダル獲得を命題とし、近年の雪辱を果たす。中国、ロシアの牙城を是非とも崩してもらいたい。
翌2:00~翌4:15(NHK総合)
体操種目別決勝
男子平行棒/鉄棒、女子ゆかの決勝が行われる。団体では念願の金メダルを獲得した日本男子体操選手。種目別でもメダルの期待大だ。総合で五輪2連覇を果たした内村航平(27)は、残念ながら得意の鉄棒で落下し決勝には進めないが、平行棒予選8位で加藤凌平(22)が平行棒の決勝に出場する。また、団体では惜しくも4位とメダル獲得に及ばなかった日本女子体操からは、村上茉愛(20)が女子ゆか決勝に進出する。女子総合では得点源のゆかで痛恨の着地ミス。跳馬、段違い平行棒、平均台でも思うような演技が出来ず、残念ながら14位。世界選手権の成績を下回ってしまった。種目別では、日本エースの意地を見せてもらい、表彰台の上で可愛い笑顔をみせてくれる事を女子体操ファンみんなが心待ちにしている。
翌4:15~翌6:30(NHK総合)
レスリング
男子グレコローマンスタイル 85kg級・130kg級
3位決定戦/決勝
男子グレコローマンスタイル66kg級には、井上智裕(29)が出場。2015年のリオ五輪アジア予選では、ロンドン五輪60kg級金メダリストのトグラルアスガロフ(アルゼバイジャン)に勝利。国際大会初出場でリオ五輪出場を決めた。ロンドン五輪の夢が叶わなかった井上選手は、教職を辞めてリオ五輪を目指してきた。とんでもない努力家であり、リオ五輪にかける思いは並々ならぬものがある。リオ五輪では、フリースタイル・グレコローマンスタイル共に軽量級が削減。日本選手の活躍が多かった階級がなくなる事で、日本レスリング会にとっては厳しい大会と言える。そんな中で井上選手は、実力さえ出せればメダル獲得も夢ではない。夢だった五輪の舞台。おもいっきり楽しんで戦ってもらいたい。
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