SP企画
8月21日(日)
およそ2週間にわたる長き戦いも、ついに最終日を迎える今日。五輪最終日の目玉と言えば、男子マラソンだ。そして、男子バスケットボール決勝で全ての競技が終了する。感動を味わえるのも今日が最後。思う存分楽しんで頂きたい。
7:30~11:30(TBS系)
陸上決勝
男子やり投げ/1500m/5000m/1600mリレー、女子800m/女子1600mリレーの決勝で、陸上のトラック種目は幕を閉じる。800mや1500mは有力な日本人選手がいないのであまり注目されていないが、トラック競技の最終日を飾るにふさわしい人気が世界ではある。「フィールド上の格闘技」と言われ人気のある競技。コース取りでの激しい肉弾戦、ボディコンタクトは迫力十分。そんな激しさをともなう「駆け引き」の魅力も人気がある理由だ。トラック競技は近年、タイムの高速化が進んでいる。ラスト1週のスパート勝負には誰もが興奮する事間違い無しだ。
17:00~18:50(NHKBS-1)
近代五種
フェンシング、水泳(200m)、馬術、射撃とランニングで争われる近代五種。射撃とランニングは合せて行い、コンバインドと呼ばれる。最初の3種目の得点をタイムに換算し、タイム差をつけてランニングをスタートし、ゴールを競うスポーツだ。日本からは、朝長なつみ(24)、岩本勝平(26)、三口智也(30)の3名が出場する。3月にリオで開催されたワールドカップ第2戦の混合リレーでは、朝長・三口ペアの日本チームが3位。また、朝長選手はワールドカップで日本人歴代最高位の6位入賞を果たした。三口は5月の世界選手権で28位と言う結果だが、内容を見るとコンバインドが不調だった。コンバインドさえ克服すれば上位入賞もありえる実力だ。近代五種の日本人初メダルを期待したい。
21:30~翌0:15(NHK総合)
陸上男子マラソン
最近は女子マラソンに世界大会の成績で遅れをとっている感も否めない、日本男子マラソン。1992年のバルセロナ五輪以来、メダルから遠ざかっているのだ。そんな現状を打破する為、今大会には石川末廣(36)、北島寿典(31)、佐々木悟(30)の3名が出場する。実は今大会の代表選手3名とも、五輪・世界陸上通じて世界大会初出場というフレッシュな面々。石川選手は36歳にして、五輪初出場を手にした遅咲きの苦労人。北島選手は駅伝からマラソンに転向後、出場大会2大会連続優勝中だ。佐々木選手は、福岡国際マラソンの一般参加で日本人1位を果たし選ばれた。男子マラソンの強豪はやはりアフリカ勢。くらいつく事が出来るか注目だ。
23:00~翌0:45(テレビ朝日系)
新体操
団体予選
新体操の団体予選が行われる。新体操のルールはとても複雑だ。ご存知の方は少ないのではないだろうか?新体操の得点は「構成」と「実施」の合計になる。「構成」は「難度」と「芸術」を足して2で割ったものが点数となる。電光掲示板で、D・A・Eと表示されているのを目にされると思うが、「難度」・「芸術」・「実施」の意味である。それぞれ10点満点、合計30点満点。団体は5人同時に、2分15秒から30秒の間で2回演技する。全員がボールを使用して演技する1回、リボン3名とフープ2名で演技する2回の合計点数で順位が決まる。予選には12チームが出場予定、上位8チームが決勝に進む。覚えておくと、より楽しめるだろう。
翌2:00~翌4:00(TBS系)
ボクシング決勝
アマチュアボクシングの最高峰である、五輪ボクシングの決勝。4階級の決勝が行われる。五輪ボクシングを経てプロボクサーに転向する選手が多いので、五輪ボクシングの出場選手は新鮮だ。毎回ニューヒーローが誕生するだけに、ボクシングファンからの注目度は高い。世界的な勢力図で見れば、キューバと東欧の選手が強豪だ。今回特に注目して頂きたい階級が、スーパーへヴィー級。その中でも、昨年の世界選手権優勝のトニー・ヨガ選手に注目したい。堅いガードのあとに繰り出される鋭いカウンターは、見ているものを圧倒する。是非楽しんで頂きたい。
3:45~6:15(NHK総合)
バスケットボール
男子決勝
五輪の最後を華やかに締めくくる男子バスケットボール。バスケットボールと言えば、誰もがアメリカの名を上げるだろう。NBAという世界最高峰のプロリーグのあるアメリカ。そのプロ選手達が五輪に出場できるようになってからは、アメリカが大本命の地位を揺るがす事は無かった。2004年のアテネ五輪では、金メダルを逃す波乱があったが、その後はきっちり五輪2連覇中。3連覇はほぼ確実だろう。しかし、五輪最後の種目をきっちり盛り上げる為にも、ブラジル代表にかかる期待は大きい。大興奮で幕を閉じる試合を期待したい。
この夏を盛り上げるリオ五輪も見逃せないが、kaku-butsu会員向けイベントも毎日開催中。ライト会員になって、もっと風俗を楽しもう!