「開業資金を十分に準備できなかった方で成功したケースもあります。ある経営者の方は、自分が信頼できる女性を週6~7日出勤で、オープンからラストまでフル稼働させました。女の子が少なければその分かかる経費も少なくなります。新店によくある「電話が鳴っても女の子がいない、女の子がいても電話が鳴らない」この状態を防げます。とりあえず、「鳴った電話に対応できる女の子がいる」この状態を作れれば、かける広告費も最小限。一日2本でもお客さんがつけば、食べていくことは可能です。」(フーコマン氏)
風俗店をオープンする際に、自分の信頼のおける女性を用意するのは実際難しい。そのような方にはフランチャイズをオススメするとフーコマン氏は語る。
「いきなり独立店を出すのには、やはり勇気とお金が必要です。初めて経営する方には、私はフランチャイズをオススメします。あるグループ店の例ですと、一ヶ月の料金が20〜40万円。このお金、広告費用とみるとかなりお得なんです。というのも、フランチャイズ店をオープンすれば最初からブランドをもっているようなもので、『●●系列なら……』と安心して訪れるお客様も多いのです。実際にグループ内の人気店舗HPにある直リンクからのアクセスが、どの広告媒体よりも送客率が高いというデータがあります。新たに広告を載せなくても毎日女の子を2、3本最初から回すことが出来るのがフランチャイズの大きな強みです。オープンして大事なのは、初動ですので。そして求人広告媒体に載せなくても、女の子がグループ店から回ってきます。」(フーコマン氏)
だがしかし、一国一城の主として独立店をオープンさせたい方も多いはず。その場合、成功する経営者の更なる共通点として、開業資金500万円+αが大事だと語る。