SP企画

kaku-butsuが制作協力!地上波で前代未聞の風俗特集?!『かたせ梨乃が進駐軍の前で踊り狂った時代…とマツコ』

『かたせ梨乃が進駐軍の前で踊り狂った時代…とマツコ』とは・・・?

“時代のピーク決定バラエティ”というコンセプトを基に、世の中にあるさまざまなモノのピークを識者や愛好家、関係者による時代変遷トークとで探っていくという、日本テレビのスペシャル番組。
前回放送の『仲村トオルが地井武男にワッパを掛けられた時代…とマツコ』では日本の不良文化について取り上げたが、第2回目の放送となる今回のテーマは「風俗」ということで、我々kaku-butsuも制作に協力しました。普段の風俗サイトの仕事とは違う角度から風俗に触れ風俗を知ることができ、kaku-butsuスタッフ一同、ますます風俗業界への愛が深まりました。

出演者
【MC】
マツコ・デラックス(タレント)

【ゲスト】
友近(芸人)
渡辺豪(遊郭専門書店「カストリ書房」店主)
井上章一(風俗史研究者・建築史家)

どんな内容の放送だったの?

オイラが特に面白いと感じた場面を挙げてくよ

現在の風俗店の源流のひとつである遊郭についての成り立ちや営業システム、当時の社会の中での立ち位置などを説明した後、2018年現在でも営業を続ける大阪・西成区の有名遊郭街「飛田新地」の紹介へ。

今までは大人の事情でタブーとされてきた「料亭」の内部までカメラが潜入したということで、風俗ユーザーのみならず、アングラ好き、サブカル好きの方々にとっても楽しめる内容だったんじゃないかな。

単に美女のビジュアルを押し出して華やかな世界として紹介するだけじゃなく、現在に比べ医療技術が未発達だった時代の性病のリスクや罹患者数なんかも紹介していて興味深かったね。

日本が豊かになった昭和後期~平成初期にかけて出現した数々のキワモノ風俗店も紹介されていたよ。「ノーパン喫茶」はアラレちゃんに出てきたので知ってたし、なんとなく理解できるけど、バイクにまたがった女の子の尻を眺める風俗ってレベルが高過ぎて理解できない…。
全自動クンニマシーンみたいなのもあったね。

東京都が行った歌舞伎町浄化作戦による店舗型風俗店の壊滅や、それによる派遣型風俗の発展も解説されていたよ。また東京オリンピックに向けて浄化の噂があるけど、風俗業界はどうなるのかな・・・?

※文章の一部に蔑称とされている呼称がありますが、当時の風俗文化の空気感を忠実に伝えるため、敢えてそのまま表記しています。

売春防止法制定後の公娼の廃止や、それに代わる私娼「パンパン」の出現、都内に存在した複数のグループの勢力図がの説明が面白かった。グループを束ねたリーダーたちの紹介では、現在では創作の世界にしか存在しないような濃厚過ぎる逸話も…。

それにしても、「ラクチョウ(有楽町)のお時」「ノガミ(上野)のスミ子」とか、通り名がカッコ良過ぎでしょ。

政府が管理する公娼、いわゆる「赤線」と、非合法な風俗「青線」との競争をきっかけとした風俗業界の発展も風俗業界の歴史の流れを感じられて良かったね。

「パンパン」なんていう言葉も忘れ去られていたであろう90年代、70歳を過ぎても横浜の街に立ち続け、もはや街の名物ともなっていたという「横浜メリー」さんのエピソードは、皆さんも色々なことを考えさせられたんじゃないかな。

その気高さと純粋さを伝えるエピソードには、つい涙しちゃったね。
メリーさんは映画の題材にもなっているので観てみてね。

ちなみに・・・

kaku-butsu宣伝部 広報ガール 倉光あんちゃん(ウルトラプラチナム)も
出演していました

いや~、めちゃめちゃ面白くて、とても1時間の尺じゃ足りないくらいだったね!!

風俗特集の番組と言っても、単に「可愛い!エロい!ヤリたい!」というエロを前面に押し出したものではなく、文化としての風俗、産業としての風俗、女性の生き様としての風俗など、僕らが普段接している風俗情報よりも高尚なものになっていた印象だったよ。
そんな難解になりがちなテーマをマツコ・デラックスさん独自のバランス感覚溢れる語り口や視点によるバラエティ番組ノリで切り出してくれたので、深夜のテンションでも気軽に楽しむことができたね。番組スタッフの皆様、素敵な番組をありがとうございました。また、ご出演いただいた女性キャストの皆様、店舗の皆様、ご協力いただき誠にありがとうございました。
倉光あんちゃんも言っていますが、また風俗特集やってほしいね。

最後に…

番組本編のラスト「風俗嬢コレクション」にご協力くださった
キャストの皆様、店舗の皆様

本当にありがとうございました!!