SP企画

通常レポートでは紹介できないディープ風俗店を中心に潜入した体験レポートです。

風俗リアルドキュメンタリー

一風変わったコンセプトの風俗店や、風俗に関する怪しいウワサなど、気になる風俗情報を徹底的に捜査し、その真相に迫る「風俗リアルドキュメンタリー」。今回の舞台は、東京を遠く離れ、新潟。Kaku-butsuの調査の入っていない完全アウェーの街で、気になる風俗店を捜査してきました。

新潟デリヘル『新潟ギャルビレックス』

あのサッカーチームにそっくりな風俗店を発見!!

ある日、ネットで地方の風俗を物色していると『新潟ギャルビレックス』という名の、明らかにJリーグに所属するプロサッカーチーム「アルビレックス新潟」をモデルとしているとしか思えないデリヘルを発見。パロディ系の風俗店は多々あれど、サッカーチームをモデルとした店は珍しい。

新潟デリヘル『新潟ギャルビレックス』

新潟といえば、全国でも有数の「美人の産地」として有名な土地である。地元の女の子が来るとは限らないが、美人の多い土地に住み、普段から美人を見慣れているであろう新潟の男性ならば、きっと女の子を見る目が肥えているはず。そんな男性たちをメインターゲットに営業している風俗店ならば、総じてレベルは高いのではないだろうか。さらに、今回の捜査員は大のギャル好きということで、お店のコンセプトとのマッチングも完璧だ。HPの在籍表を見ても、あまりギャル感は強くはないようだが、とにかく可愛い子だらけ。同店の存在を上司に報告すると、すぐさま捜査命令が下されたため、捜査員はその日のうちに新幹線に飛び乗り、新潟へと向かったのだった…。

当日の新潟市は快晴であり、絶好の風俗日和と言えるような天気。まるで、今回の捜査の成功を天が祝福してくれているようだ!!

最高の気分で新潟駅に降り立った捜査員
新鮮な海の幸を使用した贅沢なランチに舌鼓を打ち、その後は近くのカフェでカプチーノをすすりつつ、愛用のMac bookをドヤ顔で開き、日刊kaku-butsuで可愛い新人をチェック。そんな優雅な時間を過ごしていると、いつしか予約の時間が迫っていることに気付く。慌てて席を立ち、半勃起のままタクシーに乗り込んで告げた行先は「鳥屋野潟」。同店のモデルとなったアルビレックス新潟のホームスタジアムから、徒歩で約10分ほどのホテル街だ。良さげなホテルを探し出しチェックインした後、電話でスタッフに部屋番号を告げる。さぁ、あとは女の子の到着を待つばかりだ。

ビッグスワンスタジアム

ソファに座りながら、改めて新潟ギャルビレックスのHPを眺める。うーん、やっぱり可愛い。もちろん、少しぐらいの写真修正は織り込み済みだが、それを差し引いても今回は当たりの予感しかしない。初回からこんなに簡単な捜査でいいのだろうか。むしろ初回だから、このぐらいソフトな方が良いのだろうか。まぁ、細かいことは置いといて、とりあえず楽しもう。明日は新幹線の時間まで温泉にでも浸かろうかなぁ~。
捜査であることを忘れ、そんな呑気なことを考えながら待つこと約15分、静かな部屋にチャイムの音が響く。ついに女の子の到着だ。
ウキウキしながらドアを開けると、捜査員の目の前には、HPの写真そのままの可愛らしい細身のギャル……ではなく、なんと30代後半~40代前半と見られる、落ち着いた感じの女性!!
微かに若い頃美人だった面影は感じさせるが、間違いなく「ギャル」と表現できる女性ではない。うーん、ちょっと嫌な予感。
だが、こんなことで挫けてしまっていては、当コーナーの捜査員は務まらない。もしかしたら、容姿の面での嬉しくないギャップを忘れさせるぐらいの魅力を持った女性かもしれない。とにかく、実際にプレイしてみないことには始まらない。取りあえず、テンションが落ちたことを悟られないように、元気に挨拶してみよう!

捜査員「こんにちは」

女性「コニチハー、ヨロシクオネガイシマス」

ん?気のせいか、いま片言の日本語が聞こえたような…。

女性「キョウアッタカイネー」

いや完全に片言だ!ええ????

尋ねてみると、なんと中国人なのだそう。地元の女の子ではないどころか、日本人ですらないとは全くの想定外だ。

いや、待てよ…?もしかして…。

もしや、4人の外国人選手の他に、ジャマイカとのハーフ、ドイツとのハーフ、ロシアとのクォーター、ニュージーランドからの帰化人などが在籍していたり、シンガポールやカンボジア、スペインにまで下部組織を持つという、Jリーグの中でも非常に国際色豊かなチームであるアルビレックスを意識してのことなんだろうか??
いや、きっとそうに違いない!そんなところまで再現しているとは、なんて素晴らしい店なんだ!!
そして、捜査員の心の中に芽生えた小さな不安をシャワーで洗い流し、プレイがスタート。ギャル店といえば、痴女のようなギャルにガンガン責められるのが定番だろう。ということで、とりあえず責めてもらおう!

数分後

・・・・・・・・・うーん、一通り責めてもらったが、どうやらテクニックには乏しい様子。しかし、アルビレックス新潟といえば、どちらかといえばテクニックよりも運動量で相手を圧倒するサッカーをする印象の強いチーム。もしかして、サッカーの内容まで再現しようとしているのか!?だとしたら、このデリヘル、とんでもない名店なのではないだろうか!!それじゃあ、この勢いで守備の再現度を確かめてみよう!
と思ったのだが、捜査員が攻撃に転じようとすると、彼女が淡々とした口調でひと言「アソコは今は痛いから触ったらダメヨ」。

え!?

うーん、なるほど、そうか、痛いのか。痛いのに何故出勤しているんだという疑問を感じずにはいられないが、ダメだと言われては無理矢理やるわけにもいかない。でも、アソコに手出しできないということは、店舗のHP内の基本プレイ欄に書いてあるプレイのうち、約半分が不可能ってこと!?なんてこった!!
その後も彼女は、捜査員が少し動く度に「アソコはダメ」と牽制。ちょっと苦しいから体勢変えただけだってば!!

いや、待てよ…?もしかして…。

なるほど、もしも他チームのファンが彼女と対戦したら、相手の攻撃の芽をことごとく刈り取り、試合の主導権を渡さないその姿に、驚異的なボール奪取能力の持ち主であり、2014年のJ1リーグのベスト11にも選出された名ボランチ、レオ・シルバ選手の姿を重ね合わせることだろう。この牽制は、きっとレオ・シルバのプレイを意識してのものに違いない。こんなところまで忠実に再現しているなんて、なんて素晴らしいんだ!!
とはいえ、感心ばかりしているわけにはいかない。なんとか攻撃の糸口を見つけなければ、このまま完封されてしまう!!どうにかして流れを変えるんだ!!

と意気込んだ次の瞬間、彼女の口からは信じられない言葉が…。

女性「ネェ、エチシタイ?」

エチ…?エチって、もしかしてアレか?うーん、とりあえず情報を引き出してみよう。

捜査員「ん?エチってなに?」

女性「エチ、シタクナイノ?」

捜査員「どういうこと?」

女性「イチマンエンくれタラ、エチするヨ」

ああ、予想通り。俗に言う「円盤」だ。引き出すまでもなかったか…。

いや、待てよ…?もしかして…。

そういえば、アルビレックス新潟の歴史の始まりは、野球漫画・ドカ○ンで有名な明○高校のOBが集まって作った、完全な市民クラブ。今でも、元々ト○タやパナ○ニックのサッカー部だったような大きなクラブとは比べものにならないほどに財政規模は小さく、失礼な表現をさせてもらえば「貧乏クラブ」である。少しでもお金を稼ぎたい気持ちも理解できなくはない。 経営の面まで再現しているなんて、この店、素晴らしすぎる!!!!

…って、んなわけあるかボケ!
もうサッカーに例えるのも限界だわ!!
とんでもねー地雷店じゃねーか!!!
ふざけんなよ!!!!

もちろん断ったが、その後は素股に入るかと思いきや、円盤の誘いに応じないヤツに用はない!とばかりに、早くイカせようという意図が丸見えの手コキに終始。もはやこれ以上長くプレイしたところで、この勢いだけの単調な手コキが続くだけだと悟り、この女性の唯一の長所ともいうべき「長身&スレンダー」を活かすため、薄目を開けた状態で「いま目の前にいる女性はOLスタイルの本城えりかさんだ」と自分に言い聞かせ、妄想で無理矢理イクことに。

新宿デリヘル「OLスタイル」本城えりかさん

結果、本城えりかさんのおかげで無事にイクことができたのだが、結局、最後まで捜査員のターンはやってこなかった。かつては試合終盤の失点でお馴染みになるほどに試合の終わらせ方に難のあったアルビレックス新潟だが、ギャルビレックスはプレイの終わらせ方も完璧なようだ。
そして、見事な仕事をやり遂げた彼女は、1人でシャワーを浴びた後に、光のような速さで帰っていったのだが、捜査員のスマホの発信履歴から逆算すると、彼女が部屋に居た時間は約35分ほど。もちろんシャワー込みの時間である。
以上が第1回の捜査報告なのだが、今回は、終始こちらのやりたいことを完全に封じられたままの非常に情けない試合結果に、アジアの厳しさを身を持って知る結果となった。日本人相手には中々できない貴重な体験に、Jリーグのチームが近年のACL(アジアのクラブチームの№1を決める大会)で苦戦し続けている理由の一端を見ることができた気がしてならない。
日本海に沈む夕日を眺めながら、一人砂浜に佇む捜査員の目が潤んでいたのは、果たして、潮風のせいだけだったのだろうか…。

終

(今回の捜査の総括)
限度を超えたパネマジ、HPに記載されているプレイ内容の拒否、円盤の誘い、大幅な時短…。かなり期待していたのですが、初回から地雷店を引いてしまいました。
サッカー観戦などで新潟を訪れる他チームのファンの皆さん、くれぐれもお気を付けください。この新潟ギャルビレックスは、アルビレックス新潟以上に手ごわい集団のようです。ネタで利用するにしても、用心してかかったほうが良いでしょう。
と、忠告させていただこうとしたのですが、7月上旬にHPを確認したら、既に閉店していました…。

『新潟ギャルビレックス(閉店)』
新潟をホームタウンとするJリーグチーム・アルビレックス新潟のパロディと思われる店名とHPのデザインがインパクト大な新潟市発のデリヘル。その存在はアルビレックスのファンのみならず、他チームのファンからも密かに注目されているのだそう。