SP企画

新宿歌舞伎町のアングラ風俗店「のぞき部屋」

昭和の残り香漂う歌舞伎町ののぞき部屋へ潜入!

昭和の残り香漂う歌舞伎町ののぞき部屋へ潜入 新宿歌舞伎町ニューホットポイント

[ 統括 ]

虚しいけれど、その半面ノスタルジックな経験、わびさびの風俗世界を経験することが出来たのは貴重でした。他では絶対に味わえない、 インスタント風俗独特の悦びと言えるでしょう。

調査員
団長古沢
調査店
ニューホットポイント
お相手女性
如月ゆうりちゃん(三年生)

【調査テーマ】

風俗には日々新しいサービス、営業形態が登場しています。
風俗調査団でも気になった店舗には積極的に足を運ぶことにしているのですが、一方で見逃されがちなのが昔から存在するサービスです。

見逃されがちな旧態依然とした風俗。
そのひとつが

“のぞき部屋”

です。
ファッションヘルスの原型と言われる

のぞき部屋

は1980年代初頭に大阪を発祥の地として産声をあげました。
風営法が改正されると徐々に姿を消していき、風俗の花形の座から滑り落ちることになりました。 現在では話題に上がることも殆どなくなりましたが、実は

営業している店舗があった

のです。

風俗調査団団長である私不肖・古沢は、その存在は知っていたものの、実際に足を運んだことは一度もありませんでした。
その話を先日、

「のぞき部屋こそがもっともエロスを感じる風俗!」

と 熱く語る元老院メンバーに語ったところ、

「風俗調査団の団長がのぞき部屋を知らないのではまずいんじゃないですか?」

と 言われてしまったのです……。

そこで今回、新宿・歌舞伎町にある貴重なのぞき部屋、

「ニューホットポイント」

へプライベートで足を運んでみることを決意。
やはりのぞき部屋未体験というO副団長とデスク担当Sを引き連れて行ってまいりました。

『料金システムは
いたってシンプル、かつ格安』

思い立ったが吉日、

ということで風俗調査団の会議を終えた後、その足で歌舞伎町へと向かいました。軽く腹ごしらえをすませ、案内役を買って出てくれた先の元老院メンバーと店舗に向かいました。

のぞき部屋

はすでに歌舞伎町でも珍しい存在となっていますが、料金システムやサービス内容はいたってシンプルです。
今回行った

「ニューホットポイント」

の場合、まず入場料が2000円です。
支払いを終えると個室に通され、

マジックミラー越しに女の子の裸を拝む

ことができます。もちろん個室ですので、

彼女たちの裸を見ながら自分で抜くこともできます。


この辺がストリップなどと違うところなのです(劇場で踊り子を見ながら堂々と抜いてるツワモノもいますが……)。

興味深いのは自分で抜くだけではなくオプションも設定されている部分。

+2000円

を支払うことで女の子による

ローション手コキ、


+3000円

なら

ローション手コキ&バストタッチ、


+4000円

なら

バストタッチ&ゴムフェラを楽しめるシステム。


一番高いコースでも6000円ですから、とにかくリーズナブルです。
格安に昭和の時代を思い起こす、

背徳感溢れる行為

に浸れることが最大のポイントでしょうか。とにかく手軽さに於いては最強といえます。

『店舗に漂う昭和の香り』
いかにも

昔ながらの風俗

という感じの、やや

色あせた看板

を目印に、店舗に着いた我々はさっそく入店。
今回は全員、ローション手コキのオプションを付け、4000円というコースを体験してみることにしました。
2人いた女の子から、手コキをしてもらう相手を選択。受け付けで会計を済ませて店内に入ります。

ここで少々独特なのが、個室に入る際に荷物などを全部預けるところです。
それというのも、覗き部屋は撮影厳禁。
店内にも

撮影厳禁」「撮影を発見した場合罰金100万円」

といった注意書きがありこちに張ってあります。
そのため、カメラを隠し持てるバッグなどの荷物や携帯電話など、盗撮の可能性があるものは受け付けで預けることになるわけです。

個室に入ってみるとわかりますが、

とにかく狭い

です。
漫画喫茶の小さな個室という感じで、イスがあって、そこに座ればもうたいしたスペースもありません。物類を預けなければないのは、現実問題としてプレイスペースがなくなる、ということもありそうです。
いずれにせよ、退店時にはちゃんと返してもらえるので何も不安はありません。

『価格から考えると
女の子もかなりのレベル』
こうして狭い個室へと通されると、いよいよ女の子が登場します。

「のぞき部屋」

というレトロな響きには、どうしてもおばちゃんが出てきそうなイメージがつきまといますが、実は

ショーに現れる女の子は案外悪くありません。



この日は写真で見るとちょっときつめの顔立ちのAちゃんと、

フェミニンな巨乳

という感じのBちゃんの2人が踊っていました。
Aちゃんは身体にタトゥーが入っていますが

顔立ちはかなりの美形。


Bちゃんは写真よりややぽっちゃりした体型でしたが、やはり

ルックスは十分可愛い子。



その2人の

ダンスがマジックミラー越しに始まる

のですが、部屋が狭いということはもちろん女の子の踊るスペースも狭いということになります。
しかしそれが幸いして、彼女たちの姿を至近距離で楽しめることができます。
踊るときはパンツを履いたままですが、上半身は裸。
さらに指名した子は

マジックミラーにおっぱいを押し当ててくれたり、

足を開いて

セクシーな開脚ポーズ

を披露してくれます。

『これが4000円のクオリティ』
……とここまで書いたものを読むと、

ものすごく官能的なショー

を想像してしまうかもしれないですが、実際は

良くも悪くも2000円

という点。
当然多くは望めません
まず、女の子たちのダンスが無気力なこと。

色っぽい表情

とかを期待してはいけません。
終始無表情です。

そしてショーの時間も短く、1人7~8分、2人で合計15分ほどです。
こうして盛り上がりに欠けるショーが終わると、女の子が個室へやってきます。
しかし、スペースが異常に狭いので、そのままでは女の子が入るスペースがないのです。

そこで彼女たちはまずはイスを室外に撤去します。それでも2人が入るにはギリギリの広さなので、自然と仁王立ち状態になります。
その状態でズボンを脱がされ、

手コキ

が始まるのですが、ここでももう一度思い出してください。

ローション手コキ2000円です。


女の子は当然、終始無表情のままです。

「はい、イキそうになったら言ってくださいねー」

という淡々とした言葉とともに、手際だけは素晴らしい

手コキ

が始まります。

ムードもへったくれもないのですが……来た以上はイカねばなりません。
「何とかしてイカなければ……!」という強迫観念に駆られつつ、どうにかフィニッシュに成功。

仁王立ちで義務的射精

をしたのは、遠い昔に経験した思いっきりどハズレ風俗店以来、実に20年ぶりです。

無事終えられたという不思議な安堵感に包まれた瞬間です。
ダンスから手こきにいたるまで終始無表情だった女の子が、「よし、終わった」という会心の笑顔。
イッた瞬間だけ

垣間見せてくれた微笑み

が妙に心に残ったのでした―。

女の子は1人1人部屋を回っていくので、必然的に最初に入った私と、残りの3人は終わるタイミングが違います。
そのため、店内で一服でもしながら彼らを待とうとしたのですが、終わって店内に残ろうとすると、店員に厳しく注意され、さっさと店外へ追い出され、外でほかの団員を待つことになるのでした……。

『ほかでは味わえない
わびさびの風俗世界』
初めてののぞき部屋調査でしたが、一言でいえば、そこに残ったのはある種のむなしさでした。
ただし、このむなしさは1万円、2万円するような普通の風俗でハズレを引いたときのむなしさとはまったく異なります。
虚しいけれど、その半面

ノスタルジックな経験、わびさびの風俗世界

を経験することが出来たのは貴重でした。他では絶対に味わえない、

インスタント風俗独特

の悦びと言えるでしょう。

女の子たちのサービスといい、なぜか大きな山本晋也監督のモノクロ写真が飾ってある店内といい、時が止まったかのような昭和感……本当に性欲に駆られてギラギラしているときに行くお店ではないですが、風俗調査団としては大事にしたい存在と感じました。

ちなみに、本当に溜まっていたハズの若手団員・Sは、4000円を払って結局フィニッシュできず、のぞき部屋を出るとそのまま自転車で渋谷のヘルスへと走り去っていきました。
風俗調査団としてふがいないの一言ですが、その情熱だけは評価したいと思います。