SP企画

新たにオープンした風俗店をいち早く体験取材し、その実態を確かめるSP企画。新店一番乗り。今回、取材させていただいたのは、風俗エステの聖地として知られる五反田の街にこの春誕生した、一風変わった店名が特徴的な風俗エステなのだが、その名も「おしおきエステ」。
その「おしおき」というフレーズから、風俗エステとM性感をミックスしたようなお店であるように想像する方が多いかもしれないが、それは半分正解で半分間違いといったところ。正解は、プレイの途中から、エッチなご奉仕を堪能できる「ご褒美」のルートと、エッチにイジメられてしまう「おしおき」のルートのどちらかにコースが分岐してしまうという「ルート分岐型エステ」なのである。
この「ご褒美」と「おしおき」のどちらのルートに入るのかについては、基本的には女の子が決定権を持っている。女の子から見て、ご奉仕してほしそうにしていれば「ご褒美ルート」に、イジメて欲しそうにしていれば「おしおきルート」になるのだが、ルートが分かれる瞬間まで、どちらのルートに入るのかはわからない。つまり、序盤から「自分はどう見えているんだろう」、「希望したルートに入れるのだろうか」というドキドキ感を味わいながらプレイを楽しむことができるのだ。

そして、この「ドキドキ感」というのは、風俗遊びにおいては醍醐味とも言える感覚ではないだろうか。風俗業界には、容姿・サービスともに高いレベルであることが確定しているような女性がたくさん存在している。kaku-butsuにも、たくさんの体験動画や自画撮り動画があり、顔出ししている女性も多い。そして、店舗側が自信を持って動画撮影に出してくる女の子ということで、一般的な感覚から言えば全員が美人であり、性格面でも間違いのない女性がほとんどだ。間違いない風俗遊びがしたければ、毎回その女性たちだけを指名し、容姿やサービスの実態が不明な女性の指名を絶対に避ければ良いだけの話である。
しかし、多くの風俗ユーザーたちがそういった遊び方をすることは無く、イチかバチかの賭けに勝ったり敗けたりを繰り返している。それは、自分の想像通りの女の子が来るのか、又は想像以上や以下の女の子が来るのかという「ドキドキ感」を味わいたいからに他ならないだろう。実際に筆者の周りの風俗ユーザーを見ても、風俗遊びはHPやクチコミサイトで店や女の子の情報をリサーチし、実際に対面する瞬間、つまり、プレイの前までが最大の山場であると考える風俗ユーザーは多いように感じられる。 しかし、この「おしおきエステ」では、そんな「ドキドキ感」をプレイの前だけではなく、プレイ中にも味わえてしまうのだ。これは、地味ながら風俗エステ業界においての一つの革命だと言えるのではないだろうか。