SP企画
8月19日(金)
リオ五輪も終盤にさしかかり、残る競技もあとわずか。テコンドー、バトミントン、シンクロナイズドスイミングなどの決勝が行われる。また、女子レスリングのメダルラッシュに続けるか?男子レスリングにも注目したい。
7:45~11:05(日本テレビ系)
11:05~11:50(NHKBS-1)
飛込
女子10m高飛込準決勝、決勝。弱冠16歳、日本の超新星板橋美波(16)が日本初のメダルを狙う。飛込という競技の歴史は、五輪競技の中でもかなり古い。1904年のセントルイス五輪から正式種目となった。あまり知られていないが、3m飛込と10m飛込の2種類の高さがあり、それぞれ飛び込み台が違う。一般的にはしなる飛込台をイメージすると思われるが、それは3m飛込だけだ。10mの飛び込み台は、コンクリートの板となっている。採点基準で最も重要なのは、入水時。水しぶきをあげない、「ノースプラッシュ」は高得点に繋がる重要なポイントだ。そこに注意して観戦してみてもらいたい。
20:30~翌1:30(フジ系)
バトミントン
女子ダブルス決勝 他
男子シングルス準決勝/ダブルス決勝、女子シングルス3位決定戦/決勝が行われる。日本ではかなり親しみのある競技で、一度は誰でもプレイした事があるだろう。発祥の地はヨーロッパかと思えば意外にもインド。イギリスの兵士が本国に持ち帰って、バトミントンという競技に発展した。試合に制限時間は無く、ポイント制で勝敗が決められる。シングルス、ダブルス共に21点先取で1セット勝利。2ゲーム先取で勝敗が決まる。20対20になった場合は延長戦となり、2点差をつけるか30点目を先取した方が勝利する。日本が金メダルを獲得する確率が高い競技だけに、ルールを把握しておくとさらに楽しめる事間違い無しだ。
22:00~23:55(NHK)
レスリング予選
男子フリースタイル、57kg級と74kg級の予選。日本からは57kg級に樋口黎(20)、74kg級に高谷惣亮(27)が出場。ロンドン五輪では24年ぶりにメダルを獲得した男子レスリング。しかし今回、軽量級が種目から削減。日本の強かった階級が五輪から無くなってしまった。なので、かんり厳しい戦いが予想される男子レスリング。そんな中でもメダルに期待できるのが、この57kg級と74kg級のフリースタイルだ。57k級の樋口選手は6月の国際大会優勝、74kg級の高谷選手も国際大会優勝の経験を持つ。注目の試合となりそうだ。
翌0:00~翌1:30(NHK総合)
シンクロナイズドスイミング
チーム・フリールーティーン決勝
シンクロナイズドスイミングは、テクニカルルーティーンとフリールーティーンの得点を半分ずつにし、それらを合計した得点で順位が決まる。テクニカルルーティーンは、あらかじめ決められた規定要素と呼ばれる技を取り入れなければならない。採点基準は、総合的な演技の完成度と同調性、音楽の使い方。フリールーティーンでは構成力、芸術力、表現力が評価の基準。日本で人気のフィギュアスケートに似た採点方法だ。残念ながらマーメイドジャパンが決勝進出を逃したとしても、中国やロシア、世界最高峰の演技には、誰もが心を打たれるはずだ。
翌1:30~翌4:00(フジテレビ系)
ゴルフ
女子第3ラウンド
世界ランキング上位15名が自動的に出場権が与えられ、残り45名が1カ国2名まで出場、男女各60名で争われる五輪ゴルフ。ランキングで考えると、日本人選手のメダル獲得は厳しいと言わざるを得ない。優勝候補は、韓国のリディア・コ(19)。19歳ながらすでに17度のツアーを優勝している世界ランキング1位の選手だ。そして、世界ランキング2位の選手も韓国の朴仁妃。昨年の全米女子プロと全英女子オープンの覇者でもある。とにかく韓国人選手層が厚い女子ゴルフ。日本人選手がどこまで食い下がれるかは見ものだ。
翌4:00~翌7:00(NHK総合)
レスリング決勝
男子フリースタイル、57kg級と74kg級の決勝。最軽量級では多くのメダリストを輩出している日本。57kg級に出場の樋口黎(20)にも期待がかかる。去年出場した世界大会では3位と、実力は申し分ない。しかし、昨年の日本選手権では重量オーバーでの失格を犯している。敵は我に有りだ。74kg級に出場する高谷惣亮(27)は、2014年の世界選手権で銀メダル、日本選手権は5連覇中と絶好調。鋭いタックルが武器で、その端正なヴィジュアルから「タックル王子」の異名をとる。男子レスリング界の復権の為にも、両者に金メダルをてにしてもらいたい。
この夏を盛り上げるリオ五輪も見逃せないが、kaku-butsu会員向けイベントも毎日開催中。ライト会員になって、もっと風俗を楽しもう!