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2024-11-02 14:25:19
無駄な努力をする 立川談春
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ミスヘブン総選挙2024エントリー中[10/29(火)〜11/4(月)]シティヘブンの明佐海のページ[投票する]より、[1日5票] × 7日間何卒よろしくお願い申し上げます※『みたよ』×5人で5票の投票券を取得できます皆様の応援が何よりの支えとなります◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆無駄な努力をする 立川談春皆様ごきげんよう。本日は落語家さんのお話です。売れっ子落語家の立川談春さんから、頑張る人へのメッセージです。題して、手ごたえのある生き方とは。談春さん、ご自身の苦労の経験から大切なことを悟ったそうです。それは、・自分にとって質の良い努力をしていることが重要、無駄な努力に見えても、それにより質の良い努力が見つかる。100やって2ぐらい手応えはある程度で十分。・人間、あがいている時の方が楽しい、その方が人生に手ごたえを感じ、毎日が前向きになる・人の言いたいことをまず聞いてあげる。相手の思いを受け止めてあげることが大切・プレシャーでも力を発揮する。緊張するのが普通、その中で力を出せることが本当の実力。緊張していなければ上手く行かない。緊張を普段とする。自分で自由に緊張出来るようになったら、それはすごいこと。でもそうありたいとなかなか出来ない考えですよね。また、落語の極意とは、扇子1本で結界ができる。向こう側がお客様、手前側が落語家、従って高座の際には、冒頭必ず扇子を自分の前に置くそうです。そして重要なのは、話の中身でなくしゃべり方。女形の役を演じる場合は、自分に女性器をつける。そう思ってしゃべっている。これで所作やしゃべりが変わるそうです。なりきる気持ちですね。次に、音が大切で、声のトーンや声の響きを工夫する。フランスの有名な役者は、レストランのメニューを読むだけで、その言い方、声のトーンで聞き手を泣かせることが出来るそうです。これは一度聞いてみたいですよね。最後は、演じるのでなくしゃべりの流れが大切。動かないことで聴衆に想像させる。しゃべりだけで観客の頭の中に映像を描かせる。だから余計な動きや小道具は必要ないそうです。何事も、人の心をつかむことが大切。そうすれば思いは必ず伝わるとのこと。そのために、気持ち、しゃべりと、流れを重んじている。最後に粋なお話が。人生最後に落語を聞かせるとしたら、誰に聞かせたいかという問いに、顧客でも親でも家族でもなく、師匠の立川談志に教わったことをそのまま聞かせたいと。師弟愛ですね。おあとが宜しいようで。