予定の時間となり、チャイムを鳴らすと。まだあどけなさが残る、黒髪ロングの女性がドアを開けてくれました。今回お相手していただきまするきなさんです。一見すると、まだ高校生の様な容姿にも見えます。しかしながら、スレンダーな体型に、施術着の上からでも分かる美乳がしっかりと大人の主張をしていました。表情はやや緊張しているようで、人によっては少し素っ気なく見える方もいるかもしれません。スリッパを出され、そのまま奥の施術部屋へと案内されます。部屋の広さは８畳ほどで、施術用のフロアベッドとその横の施術確認用の鏡が目に入りました。インテリアは少なく、シンプルで広く感じます。ベッドの近くのイスに座ると、直ぐにお茶とおしぼりが出てきました。軽く挨拶を交わした後、誓約書への記入を済ませてお茶をいただきます。お茶を飲んでいる間に、彼女から支払いの確認、オプションの説明が行われました。ハキハキとした説明が心地良いです。一通り説明を聞き、今回はオプションなしを選択しました。すると、彼女の方から浴室の場所が説明され、そのまま説明された浴室へと向かいます。

浴室はトイレの横に設置されており、トイレを脱衣場代わりに使います。浴室はやや狭い作りで、室内には歯ブラシや口内洗浄液などのアメニティグッズは見当たりませんでした。浴室に入ると、シャワーは出ておらず、まずは自分で温度と水圧を調整しながら身体を洗い流します。洗体を終え脱衣場に戻ると、用意してあったTバックタイプの紙パンツを履き、腰にタオルを巻いて準備万端です。再び施術部屋へと戻ります。

施術部屋に入ると、室内は間接照明になっていました。光はあるものの、かなり暗い印象です。るきなさんから、タオルを外してベッドにうつ伏せに寝るように促されます。

【ドライマッサージ】

〈脚部〉

ベッドの上でうつ伏せになると、るきなさんはこちらの太腿のサイドにポジションをとってきました。まずは、太腿のドライマッサージからスタートです。施術は足の付け根から膝裏にかけて、両腕で筋肉を掴むようにして行われます。掴む力はあまり強くありませんが、何度も太腿を往復することによって筋肉がほぐれる気持ちよさが伝わってきました。太腿の施術は丁寧に行われ、そのまま同じ要領で脹脛、そしてもう片方の脚へと続いていきます。脹脛の施術は、太腿の施術と比べると施術時間も力加減も少し淡白な印象です。脚部の施術は長い時間続き、最初は沈黙が流れていました。この沈黙に耐えきれずこちらから話題を振ると、ポツリポツリとですが彼女から返答が返ってきます。そういった言葉のやり取りが何度か続き、彼女の緊張もほぐれたのか楽しい世間話へと繋がっていきました。会話が成立し始めると、心なしか最初恐る恐るだった彼女の手つきが、しっかりとした手つきに変わった様に感じられます。力加減は、やはり弱めでしたが。この楽しい会話のやり取りは、全ての施術が終わるまで続きました。

〈腰部、背中〉

脚部のマッサージが終わると、るきなさんはこちらの臀部に跨ってきました。そのまま腰部、そして背中のマッサージです。両手のひらの母指球、小指球を使って、体重をかけながら押し込むようにして圧をかけてきます。力加減は、全体を通してこの施術の時が一番強かったです。腰部の施術はしっかりと体重をかけながら、丁寧に行われました。背中の施術も背骨に沿って丁寧に行われたのですが、肩甲骨付近の施術はやや淡白だったかと。腰部と背中の施術中は、彼女は常にこちらの臀部に跨っており、その太腿とお尻の柔らかさ、下半身の温もりを堪能することができました。彼女の骨盤が丁度良い具合にこちらの臀部のツボに当たり、それも気持ちが良かったです。

【オイルマッサージ】

背中へのドライマッサージが終わると、るきなさんは再びこちらの太腿サイドにポジションをとり、オイルを準備し始めました。オイルマッサージのスタートです。まずはオイルを少量手にとり、両手で太腿の上に伸ばすようにして塗っていきます。力加減は弱めで、リンパを流すというよりも、日焼け用のサンオイルを塗られている感覚に近いです。これを何度か繰り返し、太腿の次は脹脛、そしてもう片方の脚へと続けていきます。脚部の施術が終わると、次は臀部です。オイルを使って、片方の手のひらを大殿筋を撫で回す様にして滑らせた後、指先を内股に滑り込ませながら、鼠蹊部の近くを触れてきます。こちらもリンパが流れる感覚はあまり感じませんでしたが、指先の動きがフェザータッチに近く、触れられた箇所がゾクゾクするのを感じました。臀部の施術が終わると、彼女は再びこちらの臀部に跨ってきます。オイルで施術着が汚れないように、今度はこちらの臀部にタオルを被せ、その上に跨っての施術です。ドライマッサージの時ほどではないものの、圧は強め。両手のひらを使って、背骨に沿って外側に向かって肉をかき分ける様にして行われました。腰の血行が良くなっていくのを感じます。腰部の施術を丁寧に行い、その後背中へ。背中の施術は、やはり肩甲骨周りのアプローチが少し淡白に感じました。

【カエル足】

背中へのオイルマッサージが終わると、るきなさんは跨っていた臀部から降りて、カエル足の体勢になるように促してきました。膝を曲げ、外側に突き出したこちらの脚の内股に、彼女の片方の手のひらがスッと入ってきます。彼女のカエル足の施術は、アームスタイルではなく、ワンハンドスタイルです。手のひらをオイルで滑らせながら、施術箇所を撫でるようにして行っていきます。手の触れ心地は悪くないのですが、施術箇所は鼠蹊部より遠めのやや内股寄りになっており、アプローチとしての刺激は弱めです。ワンハンドスタイルの為、身体の密着もありませんでした。

カエル足の施術が終わると、るきなさんからあお向けの姿勢になるように促されます。彼女はこちらの身体のサイドにポジションをとると「上半身から、よろしいでしょうか」との確認を行ってきました。了承すると、彼女はオイルを手にとり、手のひらでこちらの胸に塗り始めます。胸部へのオイルマッサージです。オイルを塗り終わると指を軽く立て、フェザータッチの要領で乳首を中心に円を描くように滑らせていきます。刺激は弱めです。遠慮気味の手つきは少しぎこちなかったですが、一生懸命さは伝わってきました。もう少し大胆に、乳首に直接アプローチをかけても良かったかもしれません。胸部への施術を短めに終わらせると、彼女はこちらの下半身のサイドにポジションをとってきました。再びオイルを手にとり、太腿から鼠蹊部にかけて両手のひらを滑らせてきます。最後は鼠蹊部へのマッサージです。太腿の上では軽快に手のひらを滑らせてくるのですが、鼠蹊部近くになると手が止まります。止めた手のひらを鼠径部の近くに置き、軽く圧迫する様にして施術が行われました。鼠径部へのアプローチも、少し遠慮気味です。最終的に太腿を摩る様な施術に代わり、両太腿の血行をしっかりと良くしてもらったところで全ての施術は終了しました。

施術が終わるとオイルまみれになった身体を軽く拭いてもらい、るきなさんに促される形で浴室へと向かいます。セルフでシャワーを調節してしっかりと身体を流した後、セルフドライで身体を拭き、服に着替えて再び施術部屋へ。部屋に入ると、中は明るくなっていました。そのまま彼女に案内され、イスに座ってお茶をいただきます。お茶を飲みながらしばし歓談。この時の彼女は、初対面の時の雰囲気が嘘だったかの様に一転し、笑顔を見せながらいろいろな話をしてくれました。終了時間になり、玄関で挨拶を済ませると、最後は握手でお別れです。ドアが閉まるまで、彼女は深々と頭を下げて笑顔で見送ってくれました。施術技術はまだまだこれからといった印象を受けましたが、独特の雰囲気と美しさを持ったセラピストさんです。ハマる人には、ピンポイントでハマる女性だと思います。るきなさん、今回は楽しい時間をありがとうございました。