SP企画

風俗にまつわる有名人のコラムコーナー

kaku-butsuカクブツJAPAN〜俺にも言わせてくれ〜

kaku-butsuにゆかりのある人物が、週替わりで、時に熱く、時にクールに風俗に限らず世の中(ニュース、カルチャー、スポーツetc...)について、語り尽くすコラムコーナー

第6回は、日刊kaku-butsuニュース編集長岩清水大河さんです。

日刊kaku-butsuニュース編集長
岩清水大河

風俗業界の活性化を目指し、日夜、良質な風俗ニュースの提供に励んでいる。童貞時代にAVで培ったモザイクの向こう側を見る能力により、モザイクに隠された新人風俗嬢の顔も、超能力捜査官・マクモニーグルもビックリの千里眼で見抜くことができる。
編集長として、その能力をニュースを選びに最大限活し、これからも風俗ユーザー様に正確でお得な情報をお届けする事を誓います。

LCCの普及と地方経済の活性化

2014/3/27(木)

日刊kaku-butsuニュース編集長 岩清水大河


こんにちは。日刊kaku-butsuニュース編集長の岩清水大河です。

私は心が落ち込むと羽田空港に行き、カフェでお茶をしながら、綺麗なグランドホステスに癒されて帰ってくるほどの飛行機マニアなのですが、再びリレーコラムのバトンが回ってきましたので、今日はLCC(格安航空会社)の普及と地方経済の活性化について語ってみたいと思います。

このサイトは、やり手のビジネスマンが多く読んでいるため、「LCC」の説明は不要かと思いましたが、念のため、「LCC」とは「ローコストキャリア」の略で、一般的に知られているところでは「ジェットスター」や「ピーチ」などの航空会社のことです。

最大のメリットは料金が安いことで、東京―大阪間が、わずか4090円という激安ぶり(※ただし、シーズンや時間によって大きく変動あり)。これはもう安い夜行バスに長時間揺られ、隣のオッサンが肩に寄りかかり、大きなイビキをかかれて眠れない苦痛を思えば、空港までの移動時間や、空港での待ち時間、手荷物検査の煩わしさを考慮に入れても、「飛行機の方が得!」と思えるほどです。

最近はジェットスターが桐谷美玲さんをアンバサダーに迎え、イメージアップを図っており、順調に売り上げを伸ばしているようです。まもなく消費税率が変更となり、我々の風俗遊びにも多少影響しそうですが、そんな世知辛い世の中だからこそ、料金の安い移動手段は知っておいて損はありません。ただし、料金が安い代わりに、多少のデメリットも存在します。

「LCC」のデメリットは、大きく5つ。1つ目は、1機をすさまじい勢いで往復させているため、少しでも遅れが生じると、その後の便にすべて影響が出てしまい、時刻の遅い便ほど到着時間が読めないこと。2つ目は、空港の端っこで待たされ、飛行機に乗るまでがメチャクチャ遠いこと。3つ目は、とにかく座席が狭く、前後の感覚だけでなく、左右の間隔も狭いため、隣にデブが座ると殺意を覚えること。4つ目は、食べ物や飲み物がすべて有料のため、キャビンアテンダントと触れ合う機会が少ないこと。5つ目は、そもそもキャビンアテンダントの可愛さが足りないこと。美人が好きならJAL、可愛い系が好きならANA、素人系が好きならジェットスターがオススメです。しかし、それをも「格安」であることが凌駕する現実。

「LCC」がその魅力を最大に発揮するのは、「東京-沖縄」ではないかと思います。私が乗った時は、沖縄まで6090円。シーズンや時間によっては、さらに安くなることがあるので、下手なツアーに申し込むより、自分で飛行機とホテルを申し込んだ方が安いですし、リゾート気分を味わいながら、「沖縄流エステ」を体験するのもオススメです。

沖縄までの交通費が往復で1万2000円前後になると、「観光産業」がメインの地域は、ものすごく恩恵を受けることでしょう。今はまだ、まさか沖縄まで6000円で行けるとは思われていないので、知名度不足ですが、この衝撃の事実が広がり、LCCで沖縄に行くことがブームになれば、地方経済の図式が少し変わるのではないかと思います。

最近は少子高齢化が進み、日本の人口は減り始めていますが、これはイコール、旅行人口の減少を意味します。「観光」が主要産業となっている地域では、遊びに来てもらわないと始まらないため、これから経営は厳しくなっていくことが予想されます。だからこそ「安く行ける」というのは大きな鍵です。長崎のハウステンボスは「HIS」が買収したことで、気軽に行くことができるようになり、社長の手腕もあって黒字転換しました。

将来的には鳥取県や島根県などの観光客が少ない地域にも、LCCをうまく活用することで人を呼び込める可能性があります。定期便にしてしまうと採算を取るのが難しいかもしれないので、LCCと交渉を重ね、期間限定でも構わないので特別便を作ってもらい、人を呼び込む努力をすれば、地域経済の活性化につながる可能性があるかもしれません。観光プロモーション(宣伝)だけに力を注いでも、物理的に人を呼び込むのは難しいので、LCCを活用した「観光プラン」を作るところから始めれば、地域経済を活性化できるのではないかと見ています。ぜひ地元政治家の皆さんに頑張っていただきたいところです。